雑誌「CONTINUE」
ゲームはもうほとんどやらない。最近は何かゲームをはじめてしばらくすると、それにかかる時間と、難しさのためにたいてい途中で挫折してしまうからだ。いまの状況ではプレイするという点ではちょっとついていけない。が、情報は押さえておきたい。
何が「ゲーム脳」だ。
体を使うこと、スポーツだけがゲームではない。古くからある洗練されたゲームのプレイを洗練させていくだけが遊びじゃない。新たな遊びがどんどん生まれ、その遊びをどんどんあたらしく作っていくことが可能なフォーマットがせっかく生まれたのだ。それがテレビ=コンピュータゲームだ。犯罪と結びつけて否定されてたまるか。
テレビ=コンピュータゲームのそのなかで、ふるくからのゲームも再生してきてるんだぜ。実は新しい物を作るひとが最も伝統を大切にしてるんだ。
たまたまゲームをやるのが好きで、それ以外のことが苦手な人が犯罪を起こしたからといって、ゲームのせいにするのは、お門違いもいいところだ。
そうまでして安全を手にしたいのなら、まず交通事故防止のために酒も、個人用自動車も廃止するのが一番だ。やってみろ。
まず禁酒法時代のアメリカとか、私は他に知らないが、いろいろ歴史を調べてみろってんだばかやろこんにゃろめ。
なんだかつい腹を立ててしまった。だめな日本。もとはアメリカの影響か。
でも本題はこのつづき。
この雑誌でゲームのクリエイターについて読むのは大変面白い。
以前アニメファンだった頃「アニメージュ」で、宮崎駿や押井守のインタビューをむさぼるように読んだのと同じ感覚が、久しぶりに甦ってくる。
ただし、アニメーションとゲームという違いも、時代の違いもある。雑誌の姿勢も違う。だからなおのこと面白いのかも知れない。共通点は、爆発的な創造性が発揮されている、されてしまうことと、協慟作業であることだろうか。どちらもマス・メディアで、世界のユーザーと向き合っている。
ひとりで「アート」なんかやっていることを悪いとは思っていないが、こんな世界と同じ地平でやっていることは、忘れずにいたい。
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いちおう画像を入れてみましたが、この号がどれだけゲームに関係があるのか、まだ読んでいないのでわかりません。(8/21)