2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョルジュ・ルオー展

北海道立近代美術館で「ジョルジュ・ルオー展」を見てきた。良かった。 なにしろ、ちゃんとルオーだけ・・・。 いや、セザンヌ展は良かったと言えば良かったのだけれど、セザンヌ半分、ほかはセザンヌほどには良くなかった。安井の絵が少し面白かった以外は…

アマチュア音楽家の演奏会 7

昨日、つまりは私がコンサートに行った日の次の日、そのとなり町の大学のマンドリン団体の演奏会もあった、と、それが終わる頃に家の机の紙の山からビラを見つけて気づいた。などと、行きもしなかった演奏会のことを書き始めるのは、どうやら芥川也寸志の曲…

アマチュア音楽家の演奏会 6

昨日もマンドリン合奏のコンサートを聴きに行ってきた(もう一昨日になったけれど)。 ふと思ったのだけれど、今年は聴きに行ったコンサートより出たコンサートの方が多い。聴いたのは昨日でたった3度目じゃないか。出たのは・・・アンサンブルも含め5回、来…

気になる音楽091128

先日から「蘇州夜曲」が気になっていた。誰か最近の人が歌っているものをラジオで聴いたのだった。いい曲だなあ。 しかしそれを思い出したのはさっきあるところで「エノケンMEETSトリロー」なんてCDセットの広告に出会ってしまったからで、いくらなんでも古…

私は誰だ 9

昨日、NHKクローズアップ現代「“言語力”が危ない〜衰える話す書く力〜」という番組を見た。日本人の言語能力が落ちているというような話だ。 私もそう思うのだが、なにより自分がそうだろうからなのだ。昨日自分が書いた文章を今ちょっと読み直したけれど、…

マンドリンオリジナル曲について6

先日ふと思い立って某サイトのマンドリン作曲家、作曲作品の膨大なリストで、有名なマンドリン作曲家の生没年を調べ、書き出してみた。世代による音楽内容の推移や、作家同士の影響関係をぼんやりとでもとらえたかったような感じで。 有名どころではシルヴェ…

気になる音楽091124の2

カラオケ・・・自分が「選曲が面白くて歌もそこそこうまい」などと書いてしまった。 実際にそうだとは思うのだけれど、「そこそこうまい」と書くことが「許される」のはふつうのひとよりちょっとうまいというくらいではなく、はっきりわかるくらいにうまいひ…

気になる音楽091124

先日カラオケを歌えるところに行って、歌った。こういうことは1年に2、3度か。 私が歌った歌、まず、アリスの「遠くで汽笛を聴きながら」、これは、場が谷村新司の歌ばかりになっていたのにあわせて。 というように場に気をつかって慣れてきたら寺尾聰の「出…

「少女ファイト」2

少女ファイト(5) (KCデラックス)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (117件) を見る少女ファイト(6) (KCデラックス)作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 講談社発…

美術の未来 2

美術や、たとえば音楽や文学でもそうなのだけれど、技術というと表現の本質と関わらないなにか取るに足らないことのようにイメージしてしまうかもしれない。しかし例えば絵を描く人が、ひとたび技術的なことに話題が及ぶと熱中して話し続けるというように、…

ガーシュウィン、バーンスタイン、ハチャトゥリアン

ガーシュウィンは、フィギュアスケートを見ていて、キム・ヨナの曲は「ピアノ協奏曲」らしいけどどの曲だろうと思っていたら「ヘ調のピアノ協奏曲」だったということから。今ちょっとYouTubeで見てみた。 ガーシュウィンは、ロサンゼルスオリンピックのオー…

美術の未来 1

グループ展1日目、会場で過ごし、帰ってきて今ぼんやりとしながら、なぜ美術という「くくり」が自明のものだと私が思っているのか、わからなくなる感じがしている。 失職して、職業に関して意識をはっきりさせなければならないためもあるのか。 中央の公募展…

彫刻をつくる 091111

7月の、町の公募展以来、最近まで作品をつくっていなかった。時間があったのに。 長年の鬱々とした気分をふりはらうために何もしたくなかったため、とはいえその鬱々とした気分をふりはらうためにはしなければならなかったことがあったため、そしてそのしな…

アマチュア音楽家の演奏会 5-2

先程までここにあった書き込みを削除し、差し替えました。本当は朝に削除したつもりだったのが、「下書き保存」をあらためてしただけになっていました。そのけずったものが「アマチュア音楽家の演奏会 5」でしたが、書きかえて「アマチュア音楽家の演奏会 5-…

「幻覚ピカソ」

古屋兎丸という変な名前の漫画家、独特の繊細な世界と描写力でしばらくマニア受けする(しかしない)漫画家で、マニアっぽい雑誌に連載していたのだった(と思う)けれど、「π」という連載でスピリッツ誌に登場、独特の不思議かつちょっとエッチな(ちょっと…

芸術について 4

先程、彫刻について考えた。彫刻って何だろうなあ。 私と同じ彫刻の研究室を出た先輩が確か肩書きを「造形家」としていると思う。私は先輩と違いそれで食べているわけではないので彫刻家というとおこがましいが、もし自分の制作活動に肩書きを付けるならば彫…

音楽について 2-2

合唱コンクールのつづきを聴いた。谷川俊太郎の詩、鈴木輝昭の曲というものが最も多いと感じる。中学校と高校をとおした感じで、これがいまのはやりなのだろう、しかし、誰にとってのはやりかというと、半分は顧問の先生のあいだでのはやりなのかもしれない…