「少女ファイト」2

少女ファイト(5) (KCデラックス)

少女ファイト(5) (KCデラックス)

少女ファイト(6) (KCデラックス)

少女ファイト(6) (KCデラックス)

5巻を買い忘れていて、6巻が出たのに気付いて両方買って読んだ。
妙に面白い。泣ける。
舞台設定や出来事はご都合的というか、マンガっぽいというか、極端なことばかりで、今時こんなにマンガっぽくていいのか、こんなのありなのか、と思う。しかし変だな、妙に説得力があるような気がする。なにかよくわからないけれど身にしみる。セリフよすぎる。
面白い、いい奴ばかり。そんでもかみ合わなかったりすれ違ったり、わけのわからないことになったり、誤解したり、最悪のことになったり、なんだっつつうの。
私自身はつまらない、いい奴でもない人間だが、かみ合わなかったりすれ違ったり、わけのわからないことになったり、誤解したり、最悪のことになったり。
なんだっつうの。


あとは、けっこう複雑なんです。
登場人物も多いし、その関わり方もややこしい。妙に関わりが濃いな。
さらに、その多くは、はみ出しものらしい。しかし、はみ出しものではないほうのひとたちも、ある意味普通じゃない。普通ということはよくわからないが、なんかの意味では、普通じゃない。
誰でもそんなもんかもしれないが。


とにかく、こんなマンガを読みながらこれからどう生きていこうか考えられるのはありがたい。
そういえば、先日ラーメン屋にある「タイガーマスク」をちょっと読んでけっこう満足した。
それとそんなに関係があるわけではないけれど、こにかくこれは古くて新しい不思議なマンガ。