2010-01-01から1年間の記事一覧

チャイコフスキー

チャイコフスキーの、交響曲第4番ヘ短調の第2楽章が、毎日、何度も脳裏に浮かぶ。と、いっても、24日にも書いたあたりの冒頭の部分よりあとを覚えているわけではないが、 たのしい感じではない旋律が頭の中で鳴っていても、さほど暗い気分になっているわけで…

いい男

私のことだ、とはいえ、私が考えたことは、私はいい男にしか許されないようなことを時々言ったりやったりする。ということだ。 ほんとうかどうかわからない。ふと、思いついた仮説を書いてみているだけだ。これを読んで苛立つ女性や男性がいるであろうし、幾…

日本の芸術・文化について 1

とりあえずはアイヌ文化について。 私の住んでいる地域は北海道でも最もアイヌの人が多く住んでいる、かつても多かった地域、あるいはそういう地域に隣接しているということを、今まで認識していなかった、のだ、私は。 簡単に書くと、私などが書いていい事…

他愛もない

ということばがなぜかふとうかんだ。 一般的によくつかわれているのは、はりあいのないという意味に近いと思うが私がこのことばを思い出したのはとりとめもないとか、いやちがうな、ばかばかしいけれどすこしほほえましいというようなそんな意味で。 という…

私のお気に入り

最初は、音楽の孤独な時間、というタイトルで書こうと思ったがやめた。そんなタイトルで書こうと考えていたものの孤独かどうかはわからない。 今日は知人と同道したり食事することになってその中で話題になったフォーレの「夢のあとに」を家に帰ってから弾い…

なにもしてない

というのは笙野頼子さんの本からで、その表題作ともうひとつ、「イセ市、ハルチ」が入っている文庫本。「なにもしてない」は読んで、「イセ市、ハルチ」は読み始めたばかり。「イセ市、ハルチ」、何かすごくいい気がする。「なにもしてない」も満足している…

彫刻をつくる 101103

おもいのほか楽しくて自分で少し驚いている。 ここまで彫刻に専念できているというのが久しぶりで、ただし専念しているという言葉をあてはめたくなるほどそうできているわけではないのだが、その度合いが近年にないくらいだということだ。 頭の中が、すっき…

彫刻をつくる 101031-2

今日は夕方からもひとつ作品に手を付けた。具象の、首と言われたりもする頭部の彫刻、実際の人間よりもかなり小さいもの、それでもかなり重い。粘土で、小さくて台に直接置かれるような形にする予定なので芯は作らず、芯を支える金具を下から差し込んだだけ…

彫刻をつくる 101031

実際に作品を作っていることに関して何か書いたのは、本当に久しぶりか。 しっかり確かめていないが、今年は書いていない。5月に芸術の意味などというタイトルで書いていて、あまりに支離滅裂でありながら私にとって重要な、ときどき思い出すことを書いてい…

屋根にペンキを塗った 2

そういうようなことばかりを、していたいという気さえ、する。 畑を耕したり、家をなおしたり。 その延長として作品を作ったり音楽をしたりするのであればいいのだが、今の私の周囲にあり得る制作も演奏も何か、ちがうという感じがする。 とりあえず、誰かを…

フォーレ 1

と、いっても、「ドリー」組曲なんかを聴いている。最近のお気に入りは「Mi-a-ou」だったりしたのだけれど、「Le Pas Espagnole」なんかもいいなあ。でも、このYouTubeの演奏は、今ひとつだなあ。ここのテンポだけでも遅くならないでくれたらよかったのに。 …

文章について 1

いきなりだけれど、関連エントリ。 http://d.hatena.ne.jp/azkn/20091127/1259248576 と、リンクを張ってみたものの、自分で読むことが出来ない。なんだこの文章。 とはいえ、文章についてずっと気になっていたことを、思いの外うまく書き留めている。我なが…

屋根にペンキを塗った 1

屋根にペンキを塗った。といっても、2時間半ほど、屋根の錆びている部分に、錆の上から塗ることの出来る塗料を塗ったというもの。しかも、錆びた部分全てを塗る前に力尽きてしまった。今年中にもう一度出来れば錆びた部分ほぼ全体をカバーできるけれど・・・…

モーツァルト 2

あたりまえだが、モーツァルトは優れている。 聴き慣れている曲はそれとして、何かあたりまえのように耳に、頭の中に鳴り響くが、知らなかった曲はそうは響かない。それらの曲の思いの外のバリエーションの豊かさ、何かラジカルな、過激だと言いたくなるよう…

モーツァルト 1

寝る前だけのことだが、なぜかモーツァルトばかり聴いている。 そもそも、あまり音楽を聴きたくなくなっている。ラジオで、つまり誰かが選んでかけた音楽ならいいのだけれど、自分で音楽を選んで聴くと、失望する。それはもう何年も前からだが、今年は一時期…

ダメな僕 4

ダメと言えばまったくそのとおりで、私はもう精神的に破産してしまったという感じだ。 しかしまあ、破産してもかえってのびのび生きているひともいるこのご時世、とはいえ、そんなことを潔しとしないために命を絶ってしまう人も多いわけで、一時消費者金融に…

ダメな僕 3

どうも記憶力が悪くていけない。 自分が陥った状況がなんなのか、何か分析できたような気になっても、その数時間後にこうしてモニタに向かっているときには忘れてしまっている。 私のコミュニケーション能力が低いということは、衆目の一致しているところ、…

ダメな僕 2

私は大きな失敗をした。 あるいは、大きな失敗をし続けている。ただし、目に見えないようなかたちでとんでもない失敗を続けてきたのであって、それを私は自覚できなかったと考えることも出来る。 ある程度見えるかたちでの大きな失敗が、ここ数年で3つ。 し…

ダメな僕 1

タイトルは何でもいいが、情けないものにしたかった。 ビーチ・ボーイズの、ブライアン・ウィルソンの、「ペット・サウンズ」の中の曲の邦題の駄目をダメに変えた。 それにしても、駄目な僕、とは、なんというタイトル。原題とも歌詞の内容ともちょっと違う…

荒川修作さんについて

荒川修作さんが亡くなっていた。「さん」を付けるのは変な気がするが、付けないのも落ち着かない。5月に。73歳だったようだ。さっきたまたま知った。 けっこう大規模な個展を、たった2度ほど行った東京の、どちらか1度で、見たことがある。確か「意味のメカ…

音楽の楽しみについて 2

朝、通勤中の車の中、NHKのFM、笑福亭笑瓶師匠の出ているクラシック番組で、「宮古島市ジュニア・オーケストラ」が演奏するグリーグ作曲「ホルベルク組曲」の序曲を聴いた。 何か不思議なわくわくする気持ちが沸いてきた。こんなことはそんなにない。 グリー…

変な音楽日記100806

暑かった。今も暑い。 家ではラジオを聴かないが、FMの受信状況があまり良くないからだ。聴きたいと思わないわけではないが、環境に左右されやすいのだなあ、思えば、私は。自分のなりたいようになるためには、環境を変えなくてはならないのだろうが、それも…

変な音楽日記100729

こういう体験は嫌いではない。 昨日通勤時にずっと聴いていた曲、民放からNHKにFMラジオのチャンネルを変えたら聞こえてきた弦の音、だったよな。ゆっくりとした音楽だったけれど、誰の曲かがちょっとはっきりしない感じで、予定調和を少しずつ裏切っていく…

わたしたちはどこからきたのか、わたしたちはなにものなのか、わたしたちはどこへいくのか

これは、ゴーギャンの畢生の大作(?)のタイトル。いや、なんかちょっと書いてみたかった言葉なので、へへへ。 ひらかなにひらいてみた。なかなかいやらしい、と、思う人がいるだろうが、私は今酒を飲んでこれを書いている。 こんな言葉が時々浮かぶような…

参院選が終わって

与党大敗。・・・という表現は、適当なのか。いずれにしても、私にも予期できる範囲ではあったものの、その中では与党にとってかなり悪い方の結果だった。 当選者数とは別に得票数は民主党の方が多かったという声も聞こえたが、それは全国区の話なのか。つま…

「自然な建築」

図書館の入り口に、建築に関する本を特集する棚を作っていた。こんなに面白い本があって、ピックアップすることが出来るスタッフがいるんだなあ、と、思った。建築の本の面白さがわかるスタッフが、こんな田舎町の図書館に? どうもなにか違った理由がありそ…

たまには楽器を弾く

ベートーヴェンもいいものだと思ったのは、交響曲第7番の第2楽章をアンサンブルでセッション風に弾いているのをYouTubeでたまたま見た時で、それはけっこう前のことだったが、そんな記憶がふとよみがえってちょっと自分でも弾いてみたくなって、ダウンロード…

サムシング

片道1時間かけて自家用車で通勤している。 今年は、なのか霧の中を走ることが多いが、特に暗く霧が濃いある日、ポール・マッカートニーがたぶん演奏したライブの「サムシング」が、ラジオでかかった。 なんていい曲なんだろう。 歌詞はよくわからない。フラ…

変な音楽日記100617

きっかけは、チャットモンチーの、なんていったっけな。「Last Love Letter」という曲を札幌からの帰り道にラジオで聴いたのが妙に良かった気がしたのであって、10日前くらいだったかな。今YouTubeでやっと聴き直して、いや、なんかすごいと思うよ。しかし、…

無能な人 8

恐ろしいことに就職してから半月が過ぎてしまった。そりゃ、そのこと自体は本当に恐ろしくはないが。 個展までもうひと月しかない。ああ・・・。昨年の個展は自己認識的には最悪で、でもその言い訳になる理由はあったのだが、今年は・・・ないなあ。何が出来…