美術
先日にもラジオでお声を聞いたばかり。先週も放送していたようだ。その度、まだご健在だとほっとしていた。『名曲のたのしみ』は、1971年から40年ほど続いていたようだ。私がはじめてFMラジオを聞くことが出来たときには、すでにやっていた。 98歳で、急性心…
おかしなタイトル。 しかしとにかく樹脂、プラスチック類が気になったのだった。 ポリって、なんだろう。ポリエチレン、ポリエステル。ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ほかにもあるかもしれない。 FRPなんか、彫刻では使うが、このPに使っているプラスチ…
ラジオを点けたら、ロバート・フリップのディシプリンのようなギターの音。ダスティン・ウォング(Dustin Wong)という人らしい。 解説に、「ミニマルでカラフルなレイヤーを描き出していく万華鏡のごときギター・パフォーマンス」なんて書いてあって、ふと…
先日、車に乗ったらラジオでベートーヴェンの5番の終楽章がかかっていて、これが楽しかった。でも終楽章の途中から聴くというのがそもそも変ではある。1楽章はどんな演奏だったのか、2、3楽章が実は面白い音楽なのだが、それらはどうだったのか、気になる。 …
さっきラジオで佐野元春の「カム・シャイニング」がかかっていた。 これは面白い。 伊藤銀次さんが出ていて、たぶん、彼の曲に、この曲からあとにつながっている曲もないし、この曲につながる曲もない、なんて話をしていた。 私は佐野元春の曲をよく知ってい…
ふと、松田聖子が聴きたくなって、しかも「青い珊瑚礁」であって、聴いて、いいなあと思う。「風立ちぬ」も、良かった。YouTube。 中森明菜がこの曲をモノマネしている映像があって、歌もモノマネも上手いし、なにか気さくで親しみやすくて、彼女の曲のイメ…
日付が変わって一昨日になったが実感としては昨日の一昨日、楽器の合奏の練習に行ってきた。 練習の後は飲み会。映画の話が多くて、自分はそんなことに時間を使う余裕がないなあ、という思いがうっすらと脳裏に浮かんでは消えつつ、具体的な人名、作品名など…
キリンジという名前は聞いたことか見たことがあったと思うのだけれど、意識して曲を聴いた記憶はなかった。 今日、会社の帰り、ラジオから聞こえる曲が面白くて、そんなことは久しぶりだった。ほとんどがつまらない、というほどではないけれど思いがけない音…
最近、年表があったらなあ、と思うことが多い。 音楽に接したときにそう思うことが多く、この曲はあの曲の前か後か、なんてことが気になり、作曲家の生没年や作曲年をグラフィックに直感的にわかるものをつくりたいと思う。 ただ、そうすると同時代にどんな…
完全に話がそれてしまった。そもそも私は何が書きたかったのか。 私が若干だけれども接することができたアイヌ文化と、せいぜい映画やテレビ、CDなどで触れた程度の沖縄の音楽文化などと、日本の文化のちがい、が、けっこう決定的ではないかと思っているよう…
残念ながら自分が面白いと思ってきた日本の、芸術的と現在なら言えるような、作品と現代なら言うようないろいろなものごとは、主に権力者かそれに近い人たちによるものだ。私はどうしても桂離宮を好む。あれを作った人を権力者といわざるを得ないだろう、と…
というのは笙野頼子さんの本からで、その表題作ともうひとつ、「イセ市、ハルチ」が入っている文庫本。「なにもしてない」は読んで、「イセ市、ハルチ」は読み始めたばかり。「イセ市、ハルチ」、何かすごくいい気がする。「なにもしてない」も満足している…
屋根にペンキを塗った。といっても、2時間半ほど、屋根の錆びている部分に、錆の上から塗ることの出来る塗料を塗ったというもの。しかも、錆びた部分全てを塗る前に力尽きてしまった。今年中にもう一度出来れば錆びた部分ほぼ全体をカバーできるけれど・・・…
荒川修作さんが亡くなっていた。「さん」を付けるのは変な気がするが、付けないのも落ち着かない。5月に。73歳だったようだ。さっきたまたま知った。 けっこう大規模な個展を、たった2度ほど行った東京の、どちらか1度で、見たことがある。確か「意味のメカ…
これは、ゴーギャンの畢生の大作(?)のタイトル。いや、なんかちょっと書いてみたかった言葉なので、へへへ。 ひらかなにひらいてみた。なかなかいやらしい、と、思う人がいるだろうが、私は今酒を飲んでこれを書いている。 こんな言葉が時々浮かぶような…
図書館の入り口に、建築に関する本を特集する棚を作っていた。こんなに面白い本があって、ピックアップすることが出来るスタッフがいるんだなあ、と、思った。建築の本の面白さがわかるスタッフが、こんな田舎町の図書館に? どうもなにか違った理由がありそ…
何もわからない。 たとえば、こんな話をした。 不幸ではないから、絵を描かない。代償行為と言っていたのか、それは忘れた。 私は、そういう枠組みはたしかにありますね、というように、ある意味とっさに応えた。 もちろん表現することが幸せなタイプの人も…
などというタイトルの続きとしていちおう書くのだけれど、思い出しているのは印象派のことで、思い浮かぶのはモネ、セザンヌ、となったらもうすでに印象派後期というようなことになるのか。あとは、カミーユ・ピサロ、アルフレッド・シスレーなんかが印象派…
というタイトルで、いいのかな。 とにかく私はゲージュツの道にいちおう進んで、今もそんな道のどっかを歩いているとしよう。なんかそのへんのことは、何も言い切れはしないのであった。とりあえずはその道は多様な行き方を許容するものとして、だ。しかしそ…
記憶力がかなり悪化しているので、もしかしたら同じ事を書いているかもしれないが、映画音楽、ミュージカルの音楽みたいなものも気になっていて、一番は「ムーン・リバー」・・・これは最近書いたな。「ピンク・パンサー」も、書いたな。 フィギュアスケート…
こんなタイトルでここに書いた私のいくつかの文章、タイトルとの関連が希薄だ。 読み返してみても、自分でもよくわからないが、音楽のありようにかかわる何か思いがけないところに何か構造のようなことがあるという気がしたんだろう。 が、考えていくうちに…
なんというか、タイトルに偽りありのようですね。しかし、ちがうタイトルを付けるのも微妙だ。 私が今度書くのは、聴取することってなんだろう、そういう演奏と聴取の構造って言ったら変なのか。そんなことについてだ。 さらに、演奏と聴取、というけれど、…
最近テレビが点いていると続けて見たくなってしまって困る。 昨日は・・・なんだったかな。 何日か前には、お笑いの、コンビを組み替えて(?)打ち合わせをして披露するというもの、全部見てしまった。ロッチというコンビ、ふたりともかなり面白かった。千…
もうずいぶん経ってしまったが、「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編」を読み終えた。31日か1日には読み終えていたかな。 かなり前に読んだ同じ菊地成孔の「憂鬱と官能を教えた学校」と並んで、知的興味と、さらにその先に拡が…
やはり私はおかしいな。コンサート関係者の方、間違ってこの前の記事を読んでしまったとしてどう思われたことか・・・ご不快でしたら、すいません。これから書く内容についても、あらかじめ・・・。 私にとっての音楽、楽器、マンドリンは、「リスク要因にな…
また、演奏会に参加した。今年6回目。 アンサンブルの演奏会は2度目。とある団体、合奏での演奏会もやるのだがアンサンブルの演奏会もやるようだ。そこにゲスト出演したのだ。なんで私たちなんか誘うのかしら、という若くて上品で楽器がお上手な方々。まあで…
また先週土曜の話。 ルオーを見て、マンドリンの演奏会を聴いて、さっぽろアートステージの500m美術館を見る前と後に、本屋に行った。気になる本にあたりをつけて、地下鉄駅の展示を見て、また書店にもどってやっぱり買おう、と。 ジュンク堂という書店がで…
と、いうのを、あまりはっきり認識していなかった。多分今までも耳には入っていたのだけれど。 11月に毎年札幌で行われている、総合的な(?)アート・プロジェクト(?)。美術と、演劇と・・・音楽は関係があったんだったか、リーフレットがどこかにあるの…
北海道立近代美術館で「ジョルジュ・ルオー展」を見てきた。良かった。 なにしろ、ちゃんとルオーだけ・・・。 いや、セザンヌ展は良かったと言えば良かったのだけれど、セザンヌ半分、ほかはセザンヌほどには良くなかった。安井の絵が少し面白かった以外は…
昨日、NHKクローズアップ現代「“言語力”が危ない〜衰える話す書く力〜」という番組を見た。日本人の言語能力が落ちているというような話だ。 私もそう思うのだが、なにより自分がそうだろうからなのだ。昨日自分が書いた文章を今ちょっと読み直したけれど、…