アマチュア音楽家の演奏会 8-2

やはり私はおかしいな。コンサート関係者の方、間違ってこの前の記事を読んでしまったとしてどう思われたことか・・・ご不快でしたら、すいません。これから書く内容についても、あらかじめ・・・。


私にとっての音楽、楽器、マンドリンは、「リスク要因になってもらっては困る分野」であるような気がした。
美術、彫刻が専門なのにそちらに容易に時間を割けない。音楽もやりたいのだけれど、できれば美術の二の次にしたい。しかし現段階、ここ数年、時間は美術の何倍も、費やしてしまっている。それは、音楽で失敗したくないからだ。ナニヲ書イテイルノカ・・・。客観的に見て充分失敗しているのだろうけれど。時間よりも、音楽では失敗するかしないかが重要で、納得がいかないと、私は音楽をやめたくなるだろうから・・・それは音楽の失敗に足を引っ張られて美術のモチベーションが下がって、すべてやめたくなるかもしれないから・・・実際に危ない。とはいえ、音楽はやめたくないし、美術をやめることは考えにくい。ああ、でも人間関係は失敗しているな、ちょこちょこ、音楽では。美術では楽勝なのになあ、人間関係。・・・何ノ話ダ・・・。
実は美術をやめることなど考えたことはない。いや、なかった。最近、ほんの一瞬だが、やめようかと思った。ていうか、別にやめてもおかしくはないんだな、と、思った。貧乏だし。そのときは音楽も道連れにやめるのは当然という感じがしていた。音楽の方がカネも何倍もかかっているし、自由にできないし・・・。カネはともかく、自由のなさ、それは逆に音楽をやる理由の一つで、人と協調しなければならないから音楽をやるという部分があるかもしれない。しかし・・・自分ノ事ナガラヨクワカラナイ理屈・・・。


まあいいや。いきなり話は変わって。
テクニカルな問題を私が書くこと自体に無理があると思うけれど、書いてみようか。


私たちの弱点はまずはリズムかなあ、と、思った。最近、リズムに関する本をちらっとみたら「イーブン・パルス」なんてことばがあって、なんというか、均等なテンポの刻み、というようなことで、正直、そうすべき曲だったのだろうけれど、私たちの演奏は、違った。たぶん、すこーしずつ走っていたと思う。不規則に変化していたり・・・。
総合的なうまい、へたでは、とりあえずなく・・・下手な後輩たちがリズムは均等、じゃないけれど全く走ったりしなかったのを聴いたことを思い出した。なんか、ところどころに間は開いていたけれど・・・それよりはいいような、さほど良くないような・・・。走っていたわけでも、ずるずる引きずっていたわけでもない、とにかくところどころ間がある・・・けれど、間以外の部分は「イーブン・パルス」に近かったような・・・。
で、上手な方たち、変な間はないのだけれど、走りもしなかったり引きずりもしなかったのはその下手な後輩のほうに近いかな、って、これは下手な後輩たちが努力をつづけたら上手になったかもしれないが、ほぼやめちゃったけれど、私たちはいくらやっても、走ったり引きずったりしそうだな、ということ、かと。
下手だった後輩たちであっても、なにか大切な部分で私たちより正しかったのか、とか・・・。諸悪の根源は私か、とか・・・。
ああ、なんというおかしな思考の展開。


音質の違い、私たちの音は妙に「太い」感じがした。そして、それは別にいいことではなく、では何がいいのか、細くも太くも自在に・・・かな。
テクニカルな面では、ブリッジ近くかホールの上か、というのは「硬い」「やわらかい」かな。とすればピックの当て方か。深さ、角度。ななめにあたると太い感じの音になるのか。ちがうか。


続きを書いてなにか建設的な内容に恢復しないか、と、思ったものの、挫折。なんということを・・・。眠くなってきたのだけれど。
なんかもっとましな感想を書けないかな。まともななにかを感じたような気がしたんだけれど、忘れた・・・。
そして、なんというか、私の自分探し・・・中年。
こんなものであっても、はき出さないと落ち着かない。こんな中年になるとは思わなかった・・・。