樹脂 1

おかしなタイトル。
しかしとにかく樹脂、プラスチック類が気になったのだった。
ポリって、なんだろう。ポリエチレン、ポリエステル。ポリプロピレンポリ塩化ビニール、ほかにもあるかもしれない。
FRPなんか、彫刻では使うが、このPに使っているプラスチックはなんというものなのか。アクリルとか、レジンというものを鋳造して造形することもあるが、アクリルというと絵の具で、アクリル板で、ペンキの中にもそんな種類がある。
繊維にもあるな。ナイロン、レーヨン、ポリエステル・・・どこまでがプラスチック系の材料なのか。
身近なのに、まったくよく知らない。


コンクリートというものもある。なんて、唐突に出てきた感じがするかもしれないが、アスファルトを素材としているものもコンクリートという事を聞いて、驚いたことがある。普通に言うのはセメント素材のコンクリート
セメントコンクリートモルタルは私がよく使う素材。
アスファルトというのも気になっている。コールタールの仲間だと思うが、どういうものなのか。コールタールは少し使ったことがある。ピッチというものもあるらしく、あわせて歴青と総称される事があるようだ。
コールタールは石炭の副産物、アスファルトには天然のものと、石油精製の副産物があるようだ。
ピッチは木炭から? ロジンというものと関係がある?
単にタールというものもあり、これは木炭の副産物としても出る。石炭からも出て、これらからクレオソートが作られるとか・・・。


と、脇道にそれたのが、全く意味がないわけではない。
樹脂というのは文字からすると木のヤニで、松脂が有名だ。というのがもともとなのだと思う。
木には脂肪分(?)があり、それだ、という話かと思ったら、樹脂は脂肪分とも少し違うようだ。蝋も木から取れるが、これも樹脂とは違う仲間らしい。
よくわからないが、樹脂酸、カルボン酸、安息香酸、ケイ皮酸、ジテルペン、テルペン、イソプレンなんて名前が出てくる・・・テルペンはテレピン・・・。ダンマル樹脂というものがあって、テレピンやダンマルというのは油絵で使われる。天然ゴムが最も有名か。・・・ゴム!
天然樹脂という言い方があって、それには動物由来のものがあり、セラック(シェラック)というものはニスに使われるが、ラックカイガラムシという虫からとれるらしい。膠(にかわ)が有名で、実はこれはゼラチンだとか。精製度が低いゼラチンを膠と称する・・・。各種動物の皮膚や骨、腱からとられる。コラーゲンらしい。軟骨でもいいのか。タンパク質らしい。
ますますわからない。天然樹脂。蝋は違って、油も違う。しかし、ゴムとゼラチンは樹脂。


しかしまあ、プラスチックということになると、だいたい今では合成樹脂である。
とはいえ、合成樹脂がプラスチックとエラストマーに分けられるとか、言うこともあるらしい。
プラスチックの語源からは、「可塑性物質」という意味だという。
「人為的に製造された、高分子化合物からなる物質」という言い方をする場合があるようで、Wikipediaでは冒頭にそう書いてある。
まあしかし、これで疲れた。

図解 プラスチック成形材料

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