「蟲師」

蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)

「フィラメント」を読んだ期待感から、読んでみた。期待通り。
これはまるで、神話、アニミズム、科学等のエッセンスを・・・なんていう解釈はやめておこうか。なんとはなく、タイトルと、少し読むとわかってくる設定通りの話しなのだが、何故かすごく詩的だと言うべきなのか、いや、しかし、また、理性的。
・・・なんていう解説は、なにもお伝えしておりません。
ふつうに、予想通りに奇譚といえば、そのとおり・・・。でもね、なにかすごく、気持ちがいいのよ。悲しい話し、良かったなぁ、という話し。普通に面白いのだが、同じように面白いものと比較すると、それにプラスして、なんかすごく血液がきれいになったような読後感がある。
・・・なんていう解説は、やはりなにもお伝えしておりませんな。