赤瀬川源平

赤瀬川源平は学生時代最も気になっていたふたりのひとりだった。
最初は「桜画報」だった。これは風刺漫画?だ。
次は・・・ハイレッドセンターだったか、路上観察だったか。芥川賞を取ったものなど尾辻克彦名義の小説もだいたい読んだ。どれも面白かった。
今は、「老人力」の人として知られている・・・それもちょっと前か。ライカや中古カメラ好きの人とか。建築関係では建築家藤森照信のクライアントとして知られているかもしれない。

今は、路上観察が、また、頭の中でにわかに気になりはじめている。「ゲージュツ」なんていうと、「内面をヒョーシュツ」するようなことだと思いがちだけれど、やっきになってそんなことをするのは、おかしい。いや、それだから路上観察が面白いというわけではないけれど。また、私が路上観察しようと思っているわけではないが。あ、いや、散歩しているときに観察している。学会ほどはレベルが高(?)くはないが手作りの物置が妙に気になったり・・・。
自分が何をしようかというときに、「路上観察もいいけど、作品を作るのもいいかな」とか、そんな気持ちでいいんじゃないかとか。
まあ、そんな気持ちでは志気が上がらなかったりするかもしれないのだけれど。