「カウボーイ ビバップ」
COWBOY BEBOP 1st.Session [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 1998/12/18
- メディア: DVD
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深夜番組、OVA等乱立するアニメ作品のほとんどは見ることなど出来うるはずもない。駄作ならそんなものを見るために時間を使いたくない。なんとか良質の物を選んで見たい物だが、これを選んで見て良かった。これと、「ターンAガンダム」は、毎週次回を楽しみに見ても良かったなと思える物・・・と、言ってもビデオを借りてきて見たのだが。見て良かった。
特に「カウボーイ ビバップ」は、昔アニメファンをやっていてよかったと思える作品。子供の頃毎回「未来少年コナン」を楽しみにしてはいたが、いま初めて見たとして、年を食ったいまの私があのころのように待ちわびることはできないだろう。しかしこの作品が今放映されているとしたなら、ちょっと楽しみにしてもいい。また、子供の頃「ルパン三世」や「ガンダム」「ザブングル」や「エルガイム」を見ていたから、これも楽しめるような気もしないでもない。
監督の渡辺信一郎はマトリックスのアニメ?に抜擢されて国際的に知られるようになったらしい。いまもなにか作っているらしいが・・・。
もうひとり、音楽の菅野よう子の存在を強烈に印象づけた番組でもあった。十分に音楽だけ独立して楽しめる。考えられないくらい多様な音楽の引き出しがあることを伺わせる、万華鏡のような音楽家。このひとが音楽をやっているというだけで、作品を見たくなる。
自然体の良さがある。なにかすっと気軽に楽しめる、力の抜けている部分も含め(「見る方が」力を抜けるのだが)、トータルとして、私のオールタイムベストアニメーション作品。
しかし劇場版「天国の扉」は印象が薄いが、なぜだろう?