「ファンタジック・チルドレン」2

ファンタジックチルドレン 1 [DVD]

ファンタジックチルドレン 1 [DVD]

見るのは2度目。TVで見るのはこのへんにしておいて、いつか機会があったら借りてきて見てみよう。キャラクターの絵柄は面白くもあり、表情の表現力が若干乏しくはないかと思えたり、微妙なところ。富野作品の初回の緊張感のようなものは「ファンタジック・チルドレン」の途中の回を見ては味わえなかったが、最初から見たらちょっとちがうかもしれない。ストーリーもずいぶんと複雑でスケールが大きそうだし。

美術は山本二三。エンディングをちらっと見たら、ほかにもなにか聞いたことのあるアニメーターの名前が見えた。今回なかむら作品と言うことで集結している感じがしないでもない。ちなみに音楽は上野耕路
OVAのような凝縮した質の高さはないかもしれないが、現実的に、バランスのとれた質の物を作ろうとしているのかもしれない。そもそも、アニメーターとしてではないなかむら氏には、作家としての技量というよりは感性への信頼感が、期待につながっている。