「蓬莱行」
- アーティスト: 大工哲弘
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2003/02/06
- メディア: CD
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奇跡の一枚。
他のブログでこのアルバム内の曲2曲を取り上げたのを、そのうちここに移そうと思っている。それはミルトン・ナシメントの「トラヴェシア」と、パンタの「つれなのふりや」。
ミルトン・ナシメントは知らなかった。その後ベストアルバムしか聴いていないが、それは今は金欠だからだ。こんなすごい人を今まで知らなかったことにびっくりした。こんな名曲を知らなかったことにも。アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、ジャキス・モレンバウン、トニーニョ・オルタ、カエターノ・ヴェローゾ・・・カエターノ・ヴェローゾさえ知っていたのにミルトン・ナシメントは知らなかった。日本ではカエターノ・ヴェローゾのほうが知られているのかな。この曲はしかもムーンライダースも矢野顕子もカバーしていたらしいというのに。どちらのアルバムもけっこう持っているというのに。ムーンライダースの「ヌーベル・バーグ」は持っていなかった。このアルバムでの歌詞はムーンライダース版、橿渕哲郎訳・・・というか、橿渕哲郎詩と、いっていいようなオリジナルと違う歌詞。そっちにするとは。私はこの橿渕版の詩もいいと思う。「トラヴェシア」でアルバムができるな。下手をすると日本版だけで。
パンタの曲はずっと前から出典元のCDを持っていて、ずっと大切な一枚なのだが、そのなかの曲をこんなところで聴くとは、嬉しすぎた。
と、2曲でもう、嬉しすぎた。
と、日記にまた書いておこう。