「のだめカンタービレ」

のだめカンタービレ(13) (KC KISS)

のだめカンタービレ(13) (KC KISS)

いつからこのマンガを愛読することになったのだったか・・・。平積みになり始めの頃だったか、むさぼるように読み、何度も読み返した最後のマンガかも知れない。等と書くと、面白いには違いないが、それほどまで、何故?という気が自分でもしないではないが、それには当時とあるマンドリン楽団に深入りしつつあったときであった事も関係がないわけではなく、なにかしら音楽をやっていると面白さが倍増するのだろうとも思っていた。しかし、音楽好きの人にだけではなく人気は高まるばかりのようで、自分も含め、なんでここまで面白いのか、わからないというような気もしている。
今ではどんな小さな本屋でも平積みになっており、これと「ハチミツとクローバー」を愛読している自分、40代間近のおじさんとは何者かという気がしないでもないが、まあ、相変わらず面白い。
千秋とのだめが海外に出ていって、まさかもうすぐ終わるのか、と心配したのだったが、今度の巻では逆にいつか終わることがあるのだろうかというくらいの順調な(?)ひき方で次の巻に続き、もう、こうなったらいつまでも続いて欲しい、現実の音楽家のように、このふたりやまわりの仲間たちを見守り続けていたいというような気になっている。でも、終わらせようと思えば、終わらせられるとも思われ、なんとか丁寧に話しを運んでラストに持っていってもらいたいと、切に願うばかりだ。もちろんまだまだ、長く続いて欲しいのが本音ではある。