「蒼天航路」

蒼天航路(1) (モーニング KC)

蒼天航路(1) (モーニング KC)

ついに最終回。


それで久しぶりにマンガ雑誌を買った。「モーニング」を買うのは何年ぶりだろう。もう二度と買わないだろうと、ページをパラパラとめくって思ったが。「モーニング」だけでなく、コミック雑誌そのものを買わないのだが。
茶店にあったら「誰も寝てはならぬ」と、「OL進化論」は読んでもいいな。「バガボンド」「不思議な少年」は、単行本の方がいい。「バガボンド」は弟が買う。「天才柳沢教授の生活」は、いつかまた始まるのかな。これは単行本を買うな。一話完結なら喫茶店でも読む。「ピアノの森」今号に載ってない。これは「モーニング」のイメージがない。単行本で買うし。「ジパング」まだ続いていたのね。かわぐちかいじを読むのは金とひまが出来てからだな。少なくとも浦澤直樹を全て読んでから。なぜかは自分でもわからないが。惣領冬美さんというマンガ家のひとは何となく名前を知っている感じがして、絵を見た感じでは、この今の「モーニング」の、私の知らないマンガ家では一番面白そうな気配だな。でも、雑誌はもう買わないな。
・・・なんて、パラパラめくって思ったのだけれど、もう一度今パラパラ見たら案外掘り出し物もあるかもしれないと、思えてきたが、まあ、でも、雑誌は買わないな。


などと全然関係ないことを書いてしまうのは、こんな風に久しぶりにマンガ雑誌を買って、ついに自分にとっての「モーニング」は終わったということと、自分がマンガ雑誌を毎号買っていた時代が遠くなったということを、思ったからだ。マンガを雑誌で読んでいたのはまだ会社というものに勤めていた頃だ。今は自宅で自由業。
勤めていた頃に、ほんっとに毎週の「モーニング」と、「スピリッツ」が最大の楽しみだったことがあった。まず「スピリッツ」をやめ、そのうち「モーニング」もやめたのは、まだ勤めていたころだったとは思うけれど、どうしてだったのか理由は思い出せない。その後マンガそのものを読まなくなった。その後のブランクの間も読んでいたのは「パーム」か。
そして、マンガをまたガンガン読むようになったきっかけが、「蒼天航路」だったはずだ。なんで再び「蒼天航路」を読むようになったのか、そのころマンガよりゲームが面白くて、「三国志」のゲームをやったのがきっかけで、「三国志」のマンガと言えば「蒼天航路」と、思い出して古本屋で見つけて読んでみたら、めちゃくちゃ面白いことに気付いたのだった・・・。


そんな「蒼天航路」が終わって私の「モーニング」は終わった。まだコミックになっていない、読んでいない部分を飛ばして読むことになった。あまりやりたくないことだったが。でも満足。
単行本が出てあいだを読むのが楽しみだ。
王欣太さん、やっと終わったね。