「あたらしい朝」
- 作者: 黒田硫黄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: コミック
- 購入: 14人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (113件) を見る
アフタヌーンで連載していると知ったり、忘れたり、中断しているらしいと知ったり、忘れたり。なかなか単行本が出ない。いつからだろう? 黒田硫黄もかつての江口寿史のように苦しんでいるのかと思ったけれど、病気だったようだ。
読みにくかったのは私が疲れていたせいか、久しぶりの黒田節は慣れるのに時間がかかるのか。途中まで読んで読み終わったと思っていた。数日してちょっと読み直そうと思って開いてみたら途中までしか読んでなかった。疲れてたんだ。そういえばどこの書店で買ったんだったか。「のだめカンタービレ」と、いっしょに買ったのは覚えているんだけれど。
今週ずっと頭の芯の疲れはとれなかったが、今日は体を使う時間をとることができて、やっと抜けてきた。しかし、体の疲れが中途半端なせいか、眠れない。で、やっと一冊読んだ。眠れない。
戦争、ディテールの拾い方、これじゃあまるで宮崎駿だ、しかも「ホビージャパン」連載の。ダークサイド・オブ・ハヤオ・ミヤザキ・イオウ・クロダ・・・何書いてんだ。ちがうか。
ああ、でもこれはいいや。堀田善衛か金子光晴か、本当はそんな感じではないのだろうけれど、なんかそんなのを思い出した。私の知っている戦後ブンガクを思い出しただけということか。
こういうのもネタバレといえるだろう。セリフの引用。
読まさんないように、こういうのはイヤなんだがちょっと開けておきます。
「あたらしい朝なんて来なきゃいいのに」
こんな感じ、こんな言葉は使わないにしても、世界中で思っているかもしれないな。
たとえばアメリカの証券関係の人・・・違うか。アレも「想定内」だったりするのか。そうだよな。あんなところに勤めてた人は私なんぞなら一生暮らせる金、持ってるかもね。「ちょうど潮時だ・・・」とか。いや、でも、自殺する人とかも出てるんだろうか。それは、倒産した会社の人というより、株価が下がって財産がなくなった人とかだろうか。
または、治安の悪化しているアフガンとか、いろいろ・・・。