気になる音楽090618

アル・クーパー、「赤心の歌」、CDを持っていた。すごくいい。
よさを言葉に出来ない。キーボード奏者なのね。オルガンと、ピアノ(エレピ?)、一緒に弾いたり、少なくともステージではしているのだろうか。
この人の曲を初めて聴いたのは、いにしえの渋谷陽一の「サウンドストリート」。曲はたしか「ウィズアウト・ハー」ではなかったか。・・・この曲はブラッド・スウェット&ティアーズの時のものだったんだなあ、20年以上経ってやっとわかった。「子供は人類の父である」というアルバムに入っているんだなあ。Amazonで試聴も出来るのだなあ・・・。1968年・・・ジャズというかボサノヴァというかポップというか・・・リアルタイムでは知らないものの、この頃はとにかくビートルズの印象が強かった頃。41年前・・・。


棚に何か見たことあるようなCDがあるなあと思ったら、ランディ・ニューマン。なぜ「セイル・アウェイ」というアルバムを買ったのか忘れてしまったが、これもなかなかいい。
このひとは妙にカバーされている人だ。私は初期のUB40に思い入れがあるんだけれど・・・後にブレイクしたときはちょっと信じられなかった・・・UB40もカバーしていたはずだ。


どうしてかエルヴィス・コステロを聴くわけにはいかないのだけれど、「コジャック・バラエティ」は例外のような気がして、聴いたら良かった。コステロの曲は入っていないのではないか。カバーアルバムだけれど、有名な曲は入っていないのではないか、と、ライナーノーツにもコステロ自身が書いていたと思った(なんでもすぐ忘れる)。
そういうわけで聴いてもいい。
聴くのにちょうど良かった。すごく気持ちが安らぐ。コステロのライナーもいい。お気に入りの、数々のレコードショップのことを書いている。


・・・私にとって最も思い入れの深いレコードショップがなくなったのは、何年前だったか。先日、そこの、すごく長い間働いていた方に偶然会った。一念発起、農業をすると言っていた。
あとは、タワーレコードがまだ札幌に初めて出来たばかりの頃、フロアのアルバムの半分近くを漁りまくったような記憶がある。買ったアルバムも覚えている。ロバート・ワイアットの「オールド・ロットン・ハット」・・・まだアナログ盤。ジョイ・ディヴィジョンを買おうか迷ったのは・・・もっと後か。モノクローム・セットなんて、一枚くらいは買ったかも知れない。ベン・ワットのソロアルバム!


ほかに聴いてはいけないものは、とにかく傾倒していたものはダメなのだ。XTCも、もう(しばらくは)聴かない。ちょっと前にパット・メセニーを聴いてしまったが、もう(しばらくは)聴かない。EBTGも聴いてしまったが、まだちょっと待つ。


そして、見つけだして聴くのはフージーズローリン・ヒル。「天使にラブ・ソングを…2」のときは、なんとキュートなんだと思ったけれど、あまりよく知らない。ちょっと聴いた感じは、悪くない。
そういえば、先だって「Killing Me Softly」を・・・なんだったのだろう。聴いたけれど・・・ローリン・ヒルも歌っていたようだけれど。
そういえば、エリカ・バドゥという人もいたなあ。よくラジオでかかっていたときは気になっていたけれど・・・。


マルコス・ヴァーリという人の、「サマー・サンバ」が、昨日お昼のラジオでかかっていて、ずいぶん懐かしい感じだけれど、それでもどうやらジョビンより新しい人のようで、曲も、たとえば「ディサフィナード」より、新しいのか、と、変な感じがした。
ジョビンもジョアン・ジルベルトカエターノ・ヴェローゾミルトン・ナシメントも聴くわけにはいかない。ミルトン・ナシメントの、いかにも聴きやすいですよというベスト盤が、上に書いたレコードショップで最後に買ったアルバムだったのだけれど。
ボサノヴァは、1950年代で、ビートルズより古いということに、何か頭の中でつじつまが合わない。


ずいぶん長い間忘れていたアストル・ピアソラは聴いてもいいことになっていて、ちょっと聴く。
セロニアス・モンクも聴かない。そうだ、デイヴ・ブルーベック・カルテットを聴こう。

子供は人類の父である

子供は人類の父である

セイル・アウェイ+5

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コジャック・ヴァラエティ

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THE SCORE

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ミスエデュケーション

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Mama’s Gun

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Blu-spec CD タイム・アウト

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