マンガ日記090704

先日書店に行ったら「鉄腕バーディー」、「ひなぎく純真女子学園」、「西遊妖猿伝」の新刊発見。望月ミネタロウ(名前を変えるな!)の新作も。
鉄腕バーディー」、「ひなぎく純真女子学園」に「かむろば村」(終わったけれど)を加えると現在のワタクシのベスト3になるかな。ここに「ひなぎく純真女子学園」が入るのは・・・。


それにしても、かつて「西遊妖猿伝」が最も面白いマンガだった時期ということがあり、その異様な求心力が何だったかは、未だに自分でよく解らない。「蒼天航路」とか、原哲夫さんの歴史マンガなどをよく読んでいたような気もするが、「残酷な神が支配する」も、読んでいたかな。そんなに好きではなかったが、ふと、思い出した。
それは、いつの事だったか。
10年は少なくとも経っていたはずだ。調べてみたらほぼ10年のようだ。その頃は潮出版社から出ていたのだ・・・「コミックトム」・・・今は講談社から・・・去年からモーニングで連載再開していたらしく、それも何か隔世の感やら違和感がある。こんな、大家のわかりきった名作を載せることをモーニングには期待していない・・・マンガ雑誌はもう読まないけれど・・・。
その、ある意味鳴り物入り(一部の人にとって)の「西遊妖猿伝」の再開、とりあえず、まずは始まりました、こうご期待・・・これの週刊誌連載はどんな感じがするのかなあ。毎号載るわけがないとして・・・。
それにしても、私の環境ではマンガの雑誌連載を把握できなくなっているのだなあ。「西遊妖猿伝」がモーニングでというのはマンガ界の大ニュースのような気がするが・・・知らなかった。


長編というもの、「鉄腕バーディー」の新刊は第2部(?)の2巻目だが、だんだんと熱が高まっていく感じがしている。時間経過中に物語はともかく、事件は進まないの? と突っ込みたくてちょっと困るが・・・。
この作品は、私にとって様々な意味での同時代作品だ。


望月ミネタロウさんの作品からだんだんとテンポ感がなくなってきている感じがするのが悪い事かどうかはわからないものの・・・。すこし冷静すぎる感じか・・・。


最近買ったのは、「からん」、「じごぷり」。前者、何か古典的な面白さと妙な独特の表現、現実への今までになかったスタンスがある気がしないでもない。後者、今のところつまらないけれどそれを「げんしけん」の人が書いていることがひっかかるので、読んでみようと思っている。

鉄腕バーディー EVOLUTION 2 (ビッグコミックス)

鉄腕バーディー EVOLUTION 2 (ビッグコミックス)

ひなぎく純真女学園 (2) (リュウコミックススペシャル)

ひなぎく純真女学園 (2) (リュウコミックススペシャル)

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

東京怪童(1) (モーニング KC)

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からん(2) (アフタヌーンKC)

からん(2) (アフタヌーンKC)

ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)

ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)