お笑い3

女の芸人さんが面白い。


女の芸人さんの笑わせ合いゴルフ大会なんてもの、ナインティナインの番組らしいのだけれど、ゴルフ場で笑わせ合いをするというもの、と、書くとすごくつまらなそうだが、そういうものがYouTubeにアップされていて、見てしまった。
最初に見てしまった椿鬼奴という人と、アジアンというコンビの馬場園梓という人、すげえ。で、次々たどってしまう。
森三中の黒沢かずこが意外に面白くなってきている。
ハリセンボン、たいしたことがないと思っていたけれど、なんだか面白くなってきた。箕輪はるか、意外に器用。
オアシズは好きだ。光浦靖子はもともとごく普通に好きなのだが、コンビで面白いとは思っていなかった。最近見かける大久保さんのたたずまい、かなり好きだ。
フォーリンラブはそんなに好きではないが、今回のバービーさんはまあまあ。しかしこの単語、打ち込むのがかなり厳しい・・・。
鳥居みゆき、面白いけれど今回は他にくらべてはそれほどでもない。
友近はかなり好きだったのだけれど、下ネタを引っ張るのはきつかった。が、さすがにすごい。こういうふうにネタを小出しにすると、なんというか、唸る。
決勝は馬場園梓友近、で、馬場園さんが勝った。なんというか、安定感がある。


アジアンを調べたけれど、麒麟と同期らしい。しかしYouTubeにもあまり映像がない。3、4年前のものが2本あっただけ。伝統的なしゃべくり漫才。うまい。相方の隅田さんもうまいし、いい味だけれど、馬場園ピンでのインパクトほどではなかった。でも、4年前だ・・・これからブレイクするのだろうか。


馬場園梓友近のふたりや椿鬼奴にしろ、他の人もそうだけれどこの人たちのネタの引き出しの多さとか、ワザの切れとか、集中力、お笑いの世界はすごいなあと思うが、これは美術の世界も負けてられないというわけのわからない連想をしたけれど、どうなのだろう。関係がない?



男とか女とかを考えたくない部分もあるが、女性の表現ということが関係がない訳ではない。
友近にしてもそうだし、アジアンのYouTubeに2本あったうちの1本は下ネタど真ん中、男もこういうことをやらないわけではないだろうけれど、男だとちょっと厳しい、もっと辛いものになりそうなのが、ちょっと違うあたりが何か批評的になるのか。下ネタといっても汚い系統のものもあるが、いずれにしろ女の人だと憚られてしまうような話題を解放するときの感じ・・・。
急に女の人ではなくてダウンタウンあたりの下ネタの出し方を思い出したんだが、まあいいや。
あと、量ということではそれでも圧倒的に男が多いのだろうし、それ故に男はブレイクする割合は少なく、その厳しさを生き延びた要素は強いのだろう。
しかし、女の芸人さんにもちがった厳しさはあるのかもしれず、男にしろ女にしろ、強くなければならないということはないが、強い方がいいのだろうなあとは思う。
私はあらゆる意味で弱いので、本当にダメだ。が、しょうがない。というようなことはこの際関係はないんだが、何か偉そうに芸人さんのことを書いているような気がしたので、いちおう。
とにかくこういうものでは男が多く、歴史的に作曲家には男が多かったりすることと関係があるのか、とは思ったが、こんなところで考えは終わってしまうので、たいした意味はない。