気になる音楽100207

カール・フィリップエマニュエル・バッハ、いい。今YouTubeで聴いている。「Concerto in D Minor」。
なぜ今まで聴こうとしなかったか。バッハの次男。
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハはなんか変な人だったんじゃないかと思っているけれど、偏見だろうな。というのが長男。に関するなんの根拠もない私の現段階での推測。
末子のヨハン・クリスチャン・バッハは、マンドリン合奏で聴いたことがある。クラシック的なものを聴き始めて間もなかったので、あまり面白いと思わなかった。でも、心のどこかで引っかかっていた。
ほかにハインリヒ、フリードリヒの、4男、5男がいるらしい。ということは、の次に何を書こうかと思ったか、という問いからの想像はその人の教養によっていろいろ違いますね。でもそれらのほとんどを書きたくなっていただろう、私は。(意味不明)


ボッケリーニがけっこう良かったのだ。去年、マンドリン合奏で弾いた。中野二郎さんの編曲。
で、Wikipediaによると、エマニュエル・バッハハイドンベートーヴェンに、クリスチャン・バッハモーツァルトに与えた影響が大きいそうで。


なんだこの一家。


というのは。
ヨハン・セバスチャン・バッハしか、知らないよね、ふつう、クラシック好きでも。
でもバッハの息子たちがその後に影響を与えたということはちょっと、詳しくなってくると知っている人もいる。
そこでだ、それはそうだけれど、だけど今知られているのはハイドンモーツァルトベートーヴェンなんだから、バッハの息子たちはそれほどでもないんじゃないか、と、思ったああたがバカなのよ。ええあたしもさ。


実はバカじゃないかもしれない。
バッハの息子たちの作品はハイドンモーツァルトベートーヴェンよりクオリティが低いのかもしれない。客観的に見れば。
あとは、新技法の確立という点で、技法的にはバッハの息子たちのほうが折衷的なのかな。
いやでもね、いいんだよ。グリーンダヨ。
エマニュエル・バッハ、いいなあ。


エマニュエルは、父ヨハン・セバスチャンより、父親の友人ゲオルク・フィリップ・テレマンの影響を色濃く受けたなんてことに近いことがWikipediaに書いてある。テレマンか・・・。テレマンからエマニュエル・バッハハイドンという様式の継承ラインがあるのね。
多感様式という言葉があり、これは案外面白いですぜ、旦那。
(誰に向けて書いているのか)
フリーデマン・バッハも面白いかもしれない。が、今日はいいや。
今はエマニュエル・バッハのチェロ協奏曲を聴いている。YouTubeで。超いい。


クリスチャンは、ヘンデルの後継だとか、初期兄エマニュエルの影響が大きかったが後期はジュゼッペ・サンマルティーニの影響を受けたと書かれている。誰だサンマルティーニって。でも、モーツァルトに影響を与えたんだぜ。明日はクリスチャンかな(YouTubeで聴こう)。




なぜか古典な私。




しかし次はショスタコーヴィチだ。
一週間くらい、いやもっと前からかな。あの一番有名な交響曲第5番が、折に触れて頭をよぎる。しかも、なぜか4楽章。
なにが私をこうさせるのか。
リズムとハーモニーの精緻さかな、と思ったのでした。たった今。
構成はけっこうおおざっぱというか、おおづかみというか、それが古典的な作曲家の特徴じゃないか、って、古典的という言葉が難しいなあ。
でもとにかく今まで考えられなかったほどショスタコーヴィチがいいと思っている。
N響アワーで最近ショスタコーヴィチがちょくちょく出てきて、「ヴァイオリン協奏曲」は、すげえ感じだった。交響曲第10番の最終楽章というものも聴いたんだけれど、良かった。


リヒャルト・シュトラウスと、マーラーがついでに気になっていて、マーラーはけっこういいかもしれないと思っている。リヒャルト・シュトラウスは、「ドン・キ・ホーテ」を聴いたのだけれど、うーん、何がいいのか。




だからどうした。