すごいからといって

なんのことやらわからないタイトル。


「芸術年表」を作っている。人と作品を年表に少しずつ入れ込む。
気付いたら、思い出したらひとりくらいは追加する。今日は3人と、はじめてできごとを入れた。第2次世界大戦。今、やっぱり第1次世界大戦も入れた。
第1次世界大戦と重なっている人としては、フォーレドビュッシー、クレー、ヴィラ=ロボス、イサム・ノグチをすでに入れている。クレーは第2次世界大戦中に亡くなっている。ヴィラ=ロボスはその間の期間、イサム・ノグチは第2次世界大戦後に主に活躍している。しかし、ヴィラ=ロボスの国ブラジルには第2次世界大戦の影響は少なかっただろうか。
自分の好きな作家と、あるいは無視できないこと、たまたまなんとなく、入れている。
政治というレイヤー(イラストレーターというソフトで作っている)には、なぜかピョートル1世だけ。欧米の名前の最初に挙げたけれど年表に入れた方が先。今日あらたに作った文学・思想というレイヤーにはジャン=ジャック・ルソーだけが入っている。日本美術というレイヤーもあって、そこに入っているのは今のところ千利休だけ。
そのうちナポレオンも入れようかな。ジャンヌ・ダルクはどうしよう。今のところは西暦1400年から前は作っていない。


上記タイトルがうかんだのは、すごい人ばかりのせることになるのかな、という気がふとしたからで、歴史は別にすごい人たちと激しい出来事から出来ているわけではない、なんて事を思ったのだ。
ふと、こんなものを作っていることが何か勘違いしている人間の所行かも知れないと思った。
ただ、政治中心ではなく、芸術中心で、音楽なり美術が中心というわけではなく、いろいろ入れることでふつうの年表とは違ってくる、あとは出鱈目に作るのがポイントだ、などと考えている。
いやでも忘れられた人というか、普通の人たちというか、人がこの何億倍もいたのだなあ、ということは書いてみる。もちろん私もその一人になる。と、いちおうはそういうあたりまえのことを書いておこう。