でたらめ日記20110314

昨日の朝から通常通りネットが使えるようになっていたが、先週までの疲労や突然入ってきた所用で金曜・・・休日出勤の代休だった・・・休みで良かったといえば良かった・・・と、土曜の二日間あまり私用が何も出来なかったという私用というのも自分の個展の準備で、のんびりとしてもいられない。もう半月後になってしまった・・・ということでネットを見たりしていられず、必死(おおげさな)で作品を作り、案内ハガキを30分くらいで作って、プリントしたり個展会場の喫茶店さんに行って確認してもらい1時間くらい、ネットで印刷所に入稿し、総時間2時間ちょっとでハガキ関係を終えてまた作品を作って12時が過ぎた。今日一日も疲れていた。人事に関して面接が今日か明日かという重要なことは、疲れているので明日にしてもらった。どうなることやら。
ということで、土曜まで書いたものをアップしていなかった。


今日も作品づくりがしやすいよう、昨日の終わり時点で続きがすぐ出来るように出しっぱなしにしてあるけれど、疲れたし、せっかく書いた文章をネットにアップしてみようと思った。
あまり読まずにアップする。


そこで書いていた予想、一昨日ですでに少しずつその予想が覆されてはいたが、昨日一日でその凄絶な全貌が見え始めて、言葉を失うような報道に触れることになった。実際には言葉を失わずに、ひどいとか、可哀想だとか、言っていた。こう書くと白々しい。忙しい合間にちらちらと見たテレビの内容からうかがわれた事実は、むごい。
世界トップクラスの日本の防災管理で被害を最小限度におさえられたと思ったら、そうではなかった。全ての面で想定範囲を超えていたらしい。人的、物的被害も、発電所の危惧していた以上にひどい。ふと、ココデミゾウユウナンテコトバヲツカッタラフキンシンノソシリハマヌガレナイ、などと思う。不快に思われた方がいらしたら、本当に申し訳ない。
世界トップクラスの日本の防災管理で被害を最小限度におさえられた部分もあったのかもしれない。たとえば原子力発電所の事故でさえ。想定は甘かったとしても、できるかぎりのそなえのおかげでこの程度に済ませられている、なんてことが、明日や明後日にも言っていられたらいいが、しかし、再び、今度は2号炉で炉心溶融か、という話になったが・・・。
残酷なのは世界有数の津波への備え、再びありうる津波を防ぐための防潮堤の上を越えられた三陸付近で、しかし自然というものはそういうもので、たとえば支笏湖が実は火山の噴火口だという、それと同じ噴火がふたたび起こったら、などという事を考えれば・・・。


貧しく、今は忙しいこともあって、自分にも困っているひとたちのために何かできたら、などということをそもそも考えないことにしている。偽善だと思われてもそんなことを、言わなくても考えても良いのだが、考えず、今まで通りのことをよりしっかりとやることしかできないにしても、それが誠意だ、などと思いつつ、それすらもおぼつかないものの、とりあえずはこれから全国に拡がっていく苦労を少しは分かち持つ覚悟はする。小泉の三方一両損の話の時には決してしたくなかったリスクの分担を・・・。


寒いなあと思い、さっきみた避難所ではシーツに(!)くるまるしかないという話をしていた事を思い出し、こんなネットにアクセスできるように復旧してほっとしているものの、こんなことより災害地のひとのことを、とも思いつつ、こんなものを書いていて、ああ、そういえば、明日からは東北地方に寒気がせまるという字幕を読んだ、しかし、何も出来はしない。
それぞれがしっかりと生きるしかないという当たり前のことを考える。
つまらない人間だ、私は、しかたがない。