「げんしけん」

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

このブログのタイトル「おたくかな」は、自分がおたくだとも、おたくではないとも思えない、というところから来ている。また、私がおたくに最も近かった、おたくっぽかった頃から20年近く経って、おたく文化(?)を、また再び無視出来なくなったからでもある。


んで「げんしけん」だが、このへんの文化がおたくであるとすればわたしなどは全くおたくではないようだ。その辺の重要なキーワードは、コスプレ、フィギュア、同人誌、エロゲーコミケと、いったところだろうか。この辺には全く縁がない。私もマンガ、アニメ、ゲーム、プラモといったあたりまではOK・・・でもないが、まあ、一度は気になって熱中したこともあったもので、マンガなどは今現在が生涯で最も熱中していたりもするのだが・・・それじゃあおたくでもなんでもないようで、でもおたくであるような気もするのだ。


んでその「げんしけん」だが、そのコスプレ、フィギュア、同人誌、エロゲーコミケといったものにどっぷり浸かっていくディープなひとたちの話しというと、事実ではあっても実は全く実情を伝えておらず、ある意味ではディープかも知れないが、まあ、普通の人だ。むしろ普通より生産的なひとたちかも知れないが、まあ、特別というほどでもない。ふと思えば普通の人がア○○トビデオのコレクションをしていたりするほうが、ずっとディープな感じがしないでもないという、そんな程度。それよりは健康的。ただ、このマンガを読んでのことであって、実際のディープなおたくのひとたちがどうかはわからないが。


というわけで、これを読み、自分も環境や育った世代がちょっと違ったらこんな感じになっていたかもしれないな、悪くはないが、でも自分はほかのことに熱中してきたのであって、それとひきかえなら、ちょっといやだななどと思ったりする。が、そのほかのことに熱中していた自分の様子も、ある意味おたくっぽかったかな、とも思い、「おたくかな」などというブログを作ったりもしている。
と、いうようなことを書きたかったのか、そうでないのか、ちょっと困っている。それに、あまり「げんしけん」のはなしでもなかったかもしれない。