マンドリン合奏でやってみたい曲2


合奏でもアンサンブルでも、やってみたい曲がたくさんありすぎてフラストレーションがたまる。それを解消するために、また書いてみる。さらに、備忘のため。編曲ものについて。


合奏では、数年前聴いた某団体の演奏会でやっていた「ゴジラ」。伊福部昭さんの名曲が渋ーい感じで響いていた気がする。そのときの編曲も含め。
そんな流れでは、たとえば三善晃さんの作曲した、テレビアニメ「赤毛のアン」のテーマ曲とか、冨田勲さんの「リボンの騎士」のテーマとか・・・。その手のもので面白いものはきっとたくさんあるに違いない。
昨日の某団体の演奏会ではハジダキスの「日曜はダメよ」のテーマ曲をやったらしい。この曲はもう10年近く前から好きで、その後ビールのコマーシャルで流れていたときは聴くたびにいいなあと思っていた。
そういえば先日「ティコティコ」というラテンの曲、ラジオから流れてきてちょっと気になった。ネットで調べたら弦楽四重奏の楽譜があるらしいが・・・。こういうスタンダード曲の良さって、なんだろう。
ラテンといえばヴィラ=ロボスのショーロスなんかも・・・1番しか知らないが・・・さらに、ギター1本で弾けるものだけれど・・・。


音楽はいろいろと好きで、私の好みはマニアックなのだが、合奏では有名な曲をやりたいと思う。有名だけれどちょっと意外というような。「日曜はダメよ」なんかは音色まで含めて意外でも何でもないが、案外そんなにやられていない。そういう選曲が私のツボだ。うらやましい。


ジャズをなんとかやりたい。一番やりたいのはセロニアス・モンクの「クレプスキュール・ウィズ・ネリー」。大好きな「モンクス・ミュージック」に入っているらしい。モンクでは「ブリリアント・コーナーズ」もいいな。どちらも楽譜は持っていません。さらに、ジャズはアドリブの部分をどうすればいいだろう。それっぽく採譜して・・・? 「クレプスキュール・ウィズ・ネリー」にはアドリブがない。モンクはピアノの楽譜を持っている「パノニカ」を編曲しようとしたけれど・・・。
やりやすいと思えるのはディブ・ブルーベック・カルテットあたりで、「テイク・ファイブ」はもちろん「トルコ風ブルーロンド」なんかもかっこよさそう。
ずっとなんとかしようと思っていて挫折しているのがビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」。ビル・エヴァンスの曲はほとんど知らないのだけれど、この曲のトリオ版が入った同名のアルバムで一目(耳)惚れ。ベーシスト、スコット・ラファロ、夢のような音。この曲の冒頭ベースとピアノが同時に鳴る瞬間がマジック。ジャズに詳しいわけではないけれど、もっとも好きなベーシスト。編曲しようとしたのはアドリブのないソロピアノ版だけれど、とち狂っていた私はトリオ版のスコアまで買ってしまった。

全然関係ないが「ワシントン・ポスト・マーチ」がなぜかやりたい。間抜けな感じが好きだ。

ありがちだが、ビートルズの曲をやりたかった。ちょっとひねって、「アイ・ウォント・ユー」「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」・・・なんでだ。
「マーサ・マイ・ディア」は、学生時代編曲を挫折した。2、3小節で。記憶でやろうとしたのだ。最近バンドスコアとDTMソフトの力を借りて5パートの楽譜を作ってみたけれど・・・。
今はなぜか数日間「ペニー・レイン」に取り憑かれている。一日じゅう頭の中で鳴っている。ベースパートを、マンドセロで練習した。間奏のトランペットの部分がマンドリンで弾かれるのを聴きたい。こういうものは、声の部分が難しそうだ。そういえば、「ペニー・レイン」をデータにしてみようとしてパソコンのスイッチを入れたのにこんなものを書いている。
ビートルズは、最近は初期のものが気になる。「ア・ハード・デイズ・ナイト」「ヘルプ!」あたり。この2曲は歌詞も大好きで、棒みたいになって眠りたいほどハードに働いても好きな人を抱きしめられればすべてが許せてしまったり、「ヘルプ!」で若い頃は誰の助けもほしくなかったけど今は誰かに助けてほしい、という感覚、なんかすごく人間にとって大事なストレートなものじゃないかと思うのだ。「ヘルプ!」という歌を人気絶頂のビートルズが書いたという事、しゃれの意味もあったにしても、ザリっと心に引っかかる。難しそうだが、なんとなく、出来たら面白い気がするのだが。

あとは、レッド・ツェッペリン。最強のギターとベースのリフを、マンドリン、ドラ、セロで再現したい。あの、あれ、「ブラック・ドッグ」だっけ。今気付いたが、たとえばツェッペリンと藤掛の「パストラル・ファンタジー」に共通点を見いだして入部したに違いない。共通点、同じ音を連打する強烈なリズムの部分・・・「アキレス最後の戦い」の・・・。どこが・・・。

プレゼンス

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