マンドリン合奏でやってみたい曲11

ふと、思いついて、自分が編曲(というよりとりあえず楽譜を作ってみたというか、そういう事にふさわしい言葉が欲しい)した曲、している曲を記録してみようかと。他意はない。なんとなく。
いままで取り上げられたことはほとんどない。配っても一度も弾かれないものもある。私の編曲能力と性格のせいだ。
タイトルは「合奏」でやりたいと書いているけれど、4パートか5パートのアンサンブル? の楽譜を作っています。




クラシック類。
大作(私にしては)としては、ハチャトゥリアンのガイーヌの子守歌を作った。いちおうひととおり出来ている。これは私の出したものとしては好評と言えば好評。
もうひとつ、ドボルザークのスラブ舞曲の16番(第2集の8番)も作っている。半分ほどだろうか。10番ではないのがひねくれている。もうずいぶん手をつけていない。
ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ5番のアリアの、MIDIデータなどというものが手に入ったのでさっきいじってみた。こういうやり方だと楽じゃないか? 現在ヴィラ=ロボスが気になっている。このアリアもなんと美しいことか。でもまあ、なんとなく無理だなあ。
もう少し短いものとしてはサティの「最初のメヌエット」なんて訳されている遺作を作った。ピアノ曲だが4声なのでそのまま移しただけ。でもいいと思うんだけどなあ。これは一部に不評だったのが大変ショックで立ち直れない。サティは「天国の英雄的な門への前奏曲」も作っていて、これが私にとってひとつの大本命。ただし、パソコンで楽譜を作るために、小節がないはずの曲に小節を無理につけて、無拍子の曲を変拍子の曲にしている。数小節だけしか出来ていない。あと、「グノシェンヌ」の5番も数小節だけ手をつけた。1番だけを知っている人にも聴いてもらいたい、さわやかな曲。
モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。NHKの名曲アルバムで聴いてすぐに好きになった。これも数小節。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」にはバードとフォーレのものも有名らしい。このふたりもけっこう好きだが、聴く機会はあるだろうか。
バルトークの「ワラキアの踊り」という、とあるピアノ曲集のなかの短い1曲を作ってみたら、好評。作った私はそんなにいいと思わないのが、またショック。
ヴィラ=ロボスの子ども向けのピアノ曲を1曲バラしたものもある。
今データを調べてみたら、ラヴェルの「ボレロ」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」を、それぞれ少しだけ作ってある。馬鹿だ。ラヴェル弦楽四重奏曲も4小節だけ手をつけた。これは楽譜のあとの方は絶対に弾けなさそうであった。
バッハはいくつか作っている。ゴールドベルク変奏曲からいくつか。3声が多く、一続きの流れの音程をひとつの楽器でカバーしにくいのが難点。あと、冒頭の「アリア」難しい。ほかに、「シャコンヌ」と「パッサカリア」・・・超名曲の大作、自分でも頭がおかしいと思う。手をつけたという程度だけれど・・・。


ポピュラー類。
最近はこちらのほうが好きだ。
ビートルズの「マーサ・マイ・ディア」をひととおり作ったけれど、音が変なところがあるし、一度弾いてみたら難しくてげんなりしていたなあ。「ペニー・レイン」を途中まで作っているけれど、こっちのほうが難しいだろうか。
まだ手もつけていないけれど、ビートルズではなぜか最近「イフ・アイ・フェル」をやりたいと思った。「アンド・アイ・ラブ・ハー」・・・これはつまらないか。
「ア・ハード・デイズ・ナイト」や「ヘルプ」は合わないだろうなあ。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」、「アイ・ウォント・ユー」、「ルーシー・スカイ・イン・ザ・ダイヤモンド」、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」・・・好きな曲を書いているだけ・・・とはちょっとは違うものの・・・。意表をついて「レボリューション」は・・・「ブラックバード」・・・「ヒア・カムズ・ザ・サン」・・・きりがない。
スティービー・ワンダーの「恋するデューク」を作っている。これが最近まで一番熱心に取り組んでいたのだが、イントロが終わった途端に全然進まない。手もつけていないが、「可愛いアイシャ」「ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」「マイ・シェリー・アモール」・・・なぜみんなやらないのだろう(某所で某氏がやってたのをネットで密かに発見したけれど・・・)。
ジャズをやりたくて、ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」を以前作ったことがあって、ひどかった・・・。本当はモンクをやりたいのだけれど、楽譜を眺めるばかり。「パノニカ」をすこし作ったけれど、細かいスケールを省略すると・・・。本当は「クレスプキュール・ウィズ・ネリー」をやりたいが、そんなものに賛同する人などいないだろうなあ。スタンダードもいいなあ。
ボサノバを、ジョビンをやりたくて、とりあえず作ってみたのは「ワン・ノート・サンバ」のショートバージョン。試奏はしていない。「ディサフィナード」はどうだろう。「イパネマの娘」は編曲があるようだけれど、向いていないと思うけれどなあ。スローな、「ワンス・アイ・ラヴド」なんか。「三月の水」、「ダブル・レインボウ」に、「ジェット機のサンバ」!
最近バート・バカラックが気になる。「アルフィー」は、どうだろう。わかりにくいかなあ。
高中正義の、「レディ・トゥ・フライ」をやりたいなあ。
そういえば、CMでチープ・トリックの曲がかかっていたけれど、何という名前・・・多分「アイ・ウォント・ユー・トゥ・ウォント・ミー」だな。チープ・トリックのデビューアルバムに「マンドセロ(Mandocello)」という曲があってびっくりだ。
キング・クリムゾンの、「レッド」・・・。
そうだ、映画のテーマ音楽の楽譜を買ったのだけれど、その中に「ピンクパンサーのテーマ」が・・・。
・・・何を考えているんだか。




だんだん手をつけていないものばかりに・・・さらに、やりたい曲ですらないものも。
器楽的でなければならないのだけれど、このリストではメロディーを重視しているものが多いようでもある。
こうして、「やりたい」曲を考えているというのは、いったい何事なのか。好きな曲なのだけれど、単にそうなのではなく、パフォーマーとして選びたいものなのだろう。きっと。現実的ではないようで、現実に鳴り響くイメージもないわけではないというか・・・。
・・・それにしても、なにをやっているのだか・・・糸の切れた凧のような・・・わけのわからない長文・・・これが私・・・。