マンドリン合奏でやってみたい曲13
というタイトルではあるけれど、まあ、ほとんど誰もやらないだろうか、また、やろうとも思わないか、案外やりたい人がいるか、よくわからない、デタラメなリストの予定です。
合奏とは書いたけれど、大人数のオケというよりは少人数のアンサンブルだろうか。
しかし、いちおう何かのスケッチのつもりでもある。スケッチというのは変で、メモなのだけれど、コンサートなどのプログラムのスケッチだともいえるかもしれないのだ。多分、部分的にすら実現されることはないだろう。
まずは、サイモンとガーファンクル。
「冬の散歩道」が、たびたび頭の中で鳴る。イントロが・・・。
「サウンド・オブ・サイレンス」・・・と、書いたけれど、なぜか頭の中ではイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」と、ザ・フーの「ピンボールの魔術師」が鳴っている。「夜明けのスキャット」も。
「アメリカ」・・・瀬木貴将さんというサンポーニャという葦でつくった、笛の奏者の方がカバーしていたのを、ライブで聴いて、CDも買って、好きになった曲。瀬木貴将さんなんて、あまりみんな知らないとは思うのだけれど、テレビの海外取材とか、そんな場面のBGMに、一時期よく使われていた。パット・メセニーもそうだったなあ。
「スカボロー・フェア」・・・「グリーン・スリーブス」を好きな人は多いと思うけれど、そんな話を聞く度に、「私は「スカボロー・フェア」のほうが好きだ」と、心の中で思う。
「明日に架ける橋」、実は私がやりたいわけではないのだけれど、(多分)北海道の作曲家の方(マンドリン関係の出身ではない)の編曲のものを試奏したことがあり、良くできているなあ、と、感心した覚えがあったのを、この度久しぶりに思い出した。
つぎ、U2。
今日、合奏練習の帰りにラジオでかかっていて、たしか「ヨシュア・トゥリー」の頃のものだと思うのだけれど、これをやったらどんなだろうなあ、と、思ったのでした。
ちょっと前に、YouTubeで、なんのきっかけでかわからないけれど、弦楽オケに編曲したコールドプレイの「Viva La Vida」が、いろいろあるのに驚いた。あと、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」なんてものも・・・。
なんか、「ヨシュア・トゥリー」の頃のU2は時間の感覚が独特な感じがしたのでした。
ジャズ。
「バードランドの子守歌」とか、「ミスティ」とか、どうかなあ、と、思ったのでした。「二人でお茶を」は、ショスタコーヴィチもやってます。「イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン」、「ムーン・リバー」、エヴァンゲリオンで有名な「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」・・・ジャズかどうかわからないけれど、ヴァン・モリソンの「ムーンダンス」・・・。
「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」はピンク・フロイドで、全然ジャズではないけれど、「ムーン」つながりで、書いてしまった。邦題「狂気」からは、「マネー」が、7拍子でちょっと面白いかなとは思ったけれど、効果音がないと・・・でも、特殊な弾き方で雑音を出したら面白いかもしれません。
本当は一番やりたいのはビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」。
あと、モンクだけれど、これは前にも書いたな。「クレプスキュール・ウィズ・ネリー」が特にやりたい。
ワルツ。
チャイコフスキーには「くるみ割り人形」と、「弦楽セレナーデ」と、もう一つ有名なワルツがあった・・・そのメロディーがときどき思い浮かぶのだけれど。
ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」との「ワルツ」は、いつかやりたい。浅田真央のフリーの曲で有名ですね。
ヨハン・シュトラウスでは、「皇帝ワルツ」が好きで、編曲のまねごとをして、演奏会でやってしまったことがあります。私は良かったけれど、いい迷惑だったでしょう。でも、いい編曲があれば、大変いい曲だと思う。ほかのワルツもほとんど好きだけれど、ある大学のマンドリンクラブで毎年シュトラウスのワルツをやっていて、何度か聴いたけれど、あまり良くなかった。自己満足ですね。でもやりたい。
ウイーンのワルツというのは、2拍目が長くて3拍目が短いというおさえでいいのだろうか。メロディーはふつうでリズムを刻むパートだけそんな感じということでいいのだろうか。そんな演奏をやってみたい。
ブラームス、チャイコフスキー。
「間奏曲」というものがあって、ピアノ曲で、op.118-2のものが、いい。超名曲です。15年くらい前に、5万円くらいしたDTMソフトを買ってそれを使って編曲しようとしました、というか、4重奏の楽譜をつくりました。うまく印刷できませんでした。今は2,000円くらいのオンラインウェアを使っていますが、10倍きれいな楽譜が出来る。さらに、その頃よりパソコンの品質が上がって、ソフト音源で手軽に音を出せるけれど、古いパソコンで音を出すために鍵盤付き音源(シンセサイザーとも言う)の安いヤツ、7万くらいで買って・・・という思い出の曲。
交響曲とかを、音をはしょってはしょって4、5パートでやるという夢がある。キーゼヴェッターというひとの、「タンゴ・パセティック」という曲があって、ギドン・クレーメルが得意なのだけれど、「パセティック」というのはチャイコフスキーの「悲壮」で、ほかに「ヴァイオリン協奏曲」のメロディーなんかも混ぜて小粋なピアノトリオの曲に仕立てたものがあり、それを聴いてからそんなことがやりたいと時々思うのだけれど(この曲にはアルゲリッチ、マイスキー、クレーメルのライブ盤があるみたいですね、私が聴いたのは「ロッケンハウスの仲間たち」のライブ)、今はなぜかブラームスの交響曲。今日はなぜか3番で、もしかも1楽章。3番だと3楽章のチェロのメロディーが有名なのだけれど、1楽章。
同じアイディアで、「ヴァイオリン協奏曲」ではなく「ピアノ協奏曲」を、しかも1楽章を、という妙な考えに先日取り付かれていた。でも、2楽章もきれいだ・・・。
タンゴ。
ピアソラ。「オブリビオン」が、マンドリン界でも流行ってますね。基本、自爆ですね。すごく上手い人のを聴いて、なかなかいいなあ、と、思っていたけれど、先日アコーディオンとヴァイオリンのアドリブっぽい部分をを交えた演奏、しかもふたりともすげえうまいどころか、ヴァイオリンの人は北海道の若手ナンバーワンのひとっぽい。しかも、クラシックの人なのに、アコーディオンとタンゴ・・・鳥肌ものでしたから、私の記憶の中のマンドリン版は見事に玉砕。
でも、それでも、支持します。やろう、タンゴ。
私も選曲して、指揮をして、玉砕シマシタ。「リベルタンゴ」。
ピアソラではないコンチネンタルなものもいいです。あと、「リアクショナリー・タンゴ」。これは、カーラ・ブレイ。
ボサノバ。
ジョビンの曲をいつかやってみたい。ヴァイオリンと、マンドリン四重奏の「イパネマ」の編曲の楽譜をそれぞれ一つずつ試してみたことがあるけれど、申し訳ない気もしますが、何か物足りないものでした。
と、いうところで力つきました。最初書こうと思っていたものをいくつか忘れ、途中で思いついたものを書いてしまったと思います。
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