『キャッチ=22』

咽の小骨が取れたような気持ち。
楽器仲間の先輩の話に出てきて気になっていた小説なのだけれど、それとも映画のほうだったのか、なぜか「キャッチ44」だと思っていたので検索しても出てこなかったのだと思う。先輩には何度も会っているのだけれど、その時には思い出さない。
松岡正剛さんのサイトの、『ライ麦畑でつかまえて』についての説明の中で出てきて、やっとわかった。
パラドクスになっている無意味な軍規のために窮地からのがれられないという設定は面白い。
ジョセフ・ヘラーというこの本の作者が亡くなったときに、カート・ヴォネガットが弔意を表しているらしい。また、Wikipediaに書かれていた制作過程の方法も面白い。興味深いが、この本またはこの著者の他の著作を読む機会が今後私にあるのかどうか、わからない。


加藤和彦の、ベストアルバムがこのタイトルらしい。

キャッチ=22 上 (ハヤカワ文庫 NV 133)

キャッチ=22 上 (ハヤカワ文庫 NV 133)

キャッチ=22 下 (ハヤカワ文庫 NV 134)

キャッチ=22 下 (ハヤカワ文庫 NV 134)

キャッチ22 [DVD]

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笑いごとじゃない―世にも明るい闘病記

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Catch-22

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