音楽

変な音楽日記100729

こういう体験は嫌いではない。 昨日通勤時にずっと聴いていた曲、民放からNHKにFMラジオのチャンネルを変えたら聞こえてきた弦の音、だったよな。ゆっくりとした音楽だったけれど、誰の曲かがちょっとはっきりしない感じで、予定調和を少しずつ裏切っていく…

たまには楽器を弾く

ベートーヴェンもいいものだと思ったのは、交響曲第7番の第2楽章をアンサンブルでセッション風に弾いているのをYouTubeでたまたま見た時で、それはけっこう前のことだったが、そんな記憶がふとよみがえってちょっと自分でも弾いてみたくなって、ダウンロード…

サムシング

片道1時間かけて自家用車で通勤している。 今年は、なのか霧の中を走ることが多いが、特に暗く霧が濃いある日、ポール・マッカートニーがたぶん演奏したライブの「サムシング」が、ラジオでかかった。 なんていい曲なんだろう。 歌詞はよくわからない。フラ…

変な音楽日記100617

きっかけは、チャットモンチーの、なんていったっけな。「Last Love Letter」という曲を札幌からの帰り道にラジオで聴いたのが妙に良かった気がしたのであって、10日前くらいだったかな。今YouTubeでやっと聴き直して、いや、なんかすごいと思うよ。しかし、…

現代芸術について 2

などというタイトルの続きとしていちおう書くのだけれど、思い出しているのは印象派のことで、思い浮かぶのはモネ、セザンヌ、となったらもうすでに印象派後期というようなことになるのか。あとは、カミーユ・ピサロ、アルフレッド・シスレーなんかが印象派…

現代芸術について 1

というタイトルで、いいのかな。 とにかく私はゲージュツの道にいちおう進んで、今もそんな道のどっかを歩いているとしよう。なんかそのへんのことは、何も言い切れはしないのであった。とりあえずはその道は多様な行き方を許容するものとして、だ。しかしそ…

無能な人 3

生きていればそのうち何かいいことあるさ。 と、書いてみる。 いや、なんというか、そんなに待たなくても、いいことはあるさ。今日は晴れていて、畑仕事が出来たよ。でも、もっと時間を取れたらよかったなあ。でも、明日も晴れるというからいいか。 しかし、…

変な演奏の話 1

午後、楽器を弾く。 その前にちょっと楽譜を作ろうとしていた。フォーレの「MI-A-OU」で、組曲「ドリー」の2曲目。1曲目の「子守歌」のほうが有名で、一時はNHK-FMの番組のタイトル曲になっていたが、「MI-A-OU」のほうは、ころころ転がるような楽しい曲で、…

変な音楽日記100424

頭の中にうかんでしまう、というか流れてしまう音楽。 ここ数日はドヴォルザークの交響曲第9番。いわゆる「新世界より」交響曲。 というわけで今日はいろいろやっている合間に(屋根に登ってペンキを塗ったり、畑仕事に、甥と姪と遊ぶ、事務仕事(収入あり)…

音楽と構造 7

音楽のお勉強的読書が続いてます。 図書館から借りてきて、もうすぐ読み終わるのが「音楽学を学ぶ人のために」という本で、音楽学という学問があるということも、知らなかった。美術だと美学ということになるのだけれど、これはたとえば大学だと文学部の一分…

変な音楽日記100414

やっと、久しぶりに、ちゃんと美術について考えている気がする。 が、音楽のこと、を、書く。 ハチャトゥリアンの楽譜を買ってきた!! 「ガイーヌ」から3曲だけというスコアを1冊持っていて、2冊目、は、「こどものアルバム 第2集“少年時代の響き”」。ブッ…

武満徹さんについて 1

「武満徹 その音楽地図」という本を読んでいる。PHP新書。 武満徹さんに関するものといえば、むづかしいような本がいくつかあるはずで、それらもいつか読んでみたいと思うが、図書館で今回は新書版のものを借りてくることにした。 この、むづかしいようでお…

気になる音楽100306

昨日、渡辺香津美の「KYLYN」を聴いて、眠れなくなった。 こんなに面白かったとは。 でも、実は、聴きたかったのは「TO CHI KA」のほう。でも、CDは持っていない。 今、YouTubeで聴いている。あったのは、まず「COKUMO ISLAND」。懐かしい感じだ。 それを聴…

アマチュア音楽のアプローチ7

というわけで、ポップ、ロックの魅力を幼少期から嫌と言うほど(?)味わったのにもかかわらず、今や関心はクラシックへと向かっている。 ただし、クラシックは、もはや私にとってクラシックじゃない。 何かおだって(北海道弁?)しまって、昨日は眠れなか…

アマチュア音楽のアプローチ6 

ずっと以前から気になっていたマイルス・デイビスの曲が、テレビ番組の背景に使われていて、昨日2時間くらいかけてYouTubeで探してやっとわかった。「It Never Entered My Mind」で、「WORKIN'」というアルバムに入っているようだ。キース・ジャレットやマイ…

マンドリンオリジナル曲について7 大栗裕さんについて

大学生の頃、大栗さんの曲は2曲、3度弾いた。 1年生の時には「シンフォニエッタ第5番」、2年生で「シンフォニエッタ第2番「ロマンティック」」、卒業し損ねた5年目に再び「シンフォニエッタ第5番」。5番のほうは、どちらも演奏会のトリの曲、2番は1stステー…

気になる音楽100218

記憶力がかなり悪化しているので、もしかしたら同じ事を書いているかもしれないが、映画音楽、ミュージカルの音楽みたいなものも気になっていて、一番は「ムーン・リバー」・・・これは最近書いたな。「ピンク・パンサー」も、書いたな。 フィギュアスケート…

変な音楽日記100218

IMSLPで落とした楽譜をせっかくだから有効利用したいと、ちょっとなぞってみる。マンドセロで。 最初はオネゲルの弦楽四重奏曲。面白いと言えば面白いかもしれない。でも難しい。続いてはブゾーニの、やはり弦楽四重奏曲。これは! もしかしたら、作曲者が期…

音楽と構造 6

いままでこのタイトルで書いてきたことと全くちがう内容になってしまうような、そうでもないような感じがする。 「西洋音楽史」という新書を読んだ。中央公論のもの。美しが丘のブックオフで400円で買ったもの。その、しばらく前には「音楽のヨーロッパ史」…

アマチュア音楽のアプローチ5

出かけて誰かと一緒に楽器を弾くのはしばらくお休み・・・失業していたのだけれど、ついに保険も無くなったので。一般的にはいままで続けてきた事の方が、おかしいだろう。 二日間、美術、彫刻の作品を作りたいけれど、なんか乗らない。仕事探しも乗らない。…

音楽と構造 5

こんなタイトルでここに書いた私のいくつかの文章、タイトルとの関連が希薄だ。 読み返してみても、自分でもよくわからないが、音楽のありようにかかわる何か思いがけないところに何か構造のようなことがあるという気がしたんだろう。 が、考えていくうちに…

気になる音楽100207

カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ、いい。今YouTubeで聴いている。「Concerto in D Minor」。 なぜ今まで聴こうとしなかったか。バッハの次男。 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハはなんか変な人だったんじゃないかと思っているけれど、偏見だろ…

アマチュア音楽のアプローチ4

いちおう書いておこう。 しらじらしいのは嫌だ。が、ウソではないのだ。 楽器を続けてきながら時折思っていたこと。 私は、場違いだ、ということ。 ただ、微妙だ。場違いなのは私か、それとも他の(ほとんど全ての)人か(エラく大きく出るな)。 なぜ場違い…

音楽と構造 3

ふと、Aというひとと、Bというひとと、同じ作曲家の曲を好んで聴くとする、しかしBという人がそれを聴いているのはいいことで、Aという人の場合はよくない、というようなことがあると思った。 惰性的な聴取と、聴くことでその人の音楽的な感性、知性に変化を…

音楽と構造 4

なんというか、タイトルに偽りありのようですね。しかし、ちがうタイトルを付けるのも微妙だ。 私が今度書くのは、聴取することってなんだろう、そういう演奏と聴取の構造って言ったら変なのか。そんなことについてだ。 さらに、演奏と聴取、というけれど、…

音楽と構造 2

「ガランタ舞曲」はコダーイの曲。それが頭の中で昨日から? いつからかわからないけれど鳴っている。2楽章になるのだろうか。ゆっくりとしたテンポのフォルテの、ひきずるようなメロディー。これは、同種のものが思い出せない。 しかし、下手をすると、と書…

音楽と構造

と、いうようなタイトルで訳のわからない文章を書いて、何かがどうなるというものでもないが、何かわかったような気になって忘れないようにしたい時に、自分用のメモに書くとあとで読むと恥ずかしくていやなものなので、いちおう人に向けて書くとその時点で…

アマチュア音楽のアプローチ3

オケゲムのMIDI音源を聴いている。いったい何をやっているのだろう、私は。 私がやっているアンサンブルのメンバーにバロックやルネサンス音楽が好きだと思われる人がいて、どうやら最近のお気に入りはダウランド。去年の、マンドリンの四重奏演奏会、という…

「東京大学のアルバート・アイラー」とゲージュツに関する本について

もうずいぶん経ってしまったが、「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編」を読み終えた。31日か1日には読み終えていたかな。 かなり前に読んだ同じ菊地成孔の「憂鬱と官能を教えた学校」と並んで、知的興味と、さらにその先に拡が…

変な音楽日記091230

4日間何をしていたか、たいしたことはしていない。 1日休んで2日野暮用、今日は、何をしていたか、弟が生まれたばかりの姪っ子と奥さんとで母のところに来ていて、私も行って抱かせてもらったり写真を撮ったり、雪かきをしたり、それ以外は何をしていたかな…